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GREEN BASE 木くずの再資源化施設

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GREEN BASE(木くずの再資源化施設)

GREEN BASEでは、地域におけるリサイクルの拠点施設として、木くずの再資源化を中心に各種産業廃棄物の中間処理業務や木質チップをはじめとする再資源化物の販売などを行っています。リサイクル率の向上を日々追求しながら、未来へ続く循環型社会の構築に向けた努力を続けています。

取り扱い品目

産業廃棄物

産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じたもので、廃棄物処理法で規定された20種類の廃棄物のことです。GREEN BASEでは、その中で下記の8種類の取り扱い許可を受け、環境と安全に配慮しながら適正に処理を行っています。

種類 具体例
木くず ●家屋解体材 ●建築廃材 ●合板・型枠材 ●木製ドラム
●木製パレット ●梱包材 ●伐木材 ●伐根材
廃プラス
チック類
●シート類 ●ビニールクロス ●廃タイヤ ●発泡スチロール
●フレコン ●塩ビ管 ●プラパレ ●発泡ウレタン
がれき類 ●コンクリートがら ●アスファルトがら ●廃瓦 ●タイル
●レンガ ●サイディング
ガラスくず、
コンクリートくず及び
陶磁器くず
●廃石膏ボード ●ガラスくず ●陶磁器くず ●砥石
繊維くず ●畳 ●廃ウエス ●ロープ類 ●ワラ
紙くず ●段ボール ●包装材 ●壁紙 ●板紙
金属くず ●鉄骨材 ●鉄筋 ●トタン ●ステンレス
●アルミ ●ブリキ ●研磨くず
ゴムくず ●生ゴム ●天然ゴムくず

一般廃棄物

一般廃棄物は、基本的に市町村など各自治体の責任において処理されるものですが、当社は倉敷市から一般廃棄物処分業の許可を受け、木くずの再資源化を行っています。

種類 具体例
木くず ●剪定枝葉 ●植木 ●流木 ●木製家具 ●木製什器類

廃棄物の受け入れ

GREEN BASE イメージ

GREEN BASEでは、自社で収集運搬を行ったものだけでなく、事業者や個人のお客様からの直接のご搬入にも対応しています。受け入れた廃棄物は、各処理工程に携わる技術と経験をもった現場スタッフによって適正に処理されていきます。

廃棄物処理委託契約の締結 イメージ

■廃棄物処理委託契約の締結

[産業廃棄物]
産業廃棄物の処理を委託していただく場合には、お打合せの上、法定事項が記載された書面で事前に委託契約を締結させていただきます。

[一般廃棄物]
一般廃棄物については、事業者様などで継続取引が見込まれる場合やお客様からご希望がある場合に限り、一般廃棄物用の委託契約を締結させていただきます。

※一般廃棄物のスポットでのご搬入については、
 委託契約なしでお受けしています。

マニフェスト(産業廃棄物管理票)の受け渡し イメージ01マニフェスト(産業廃棄物管理票)の受け渡し イメージ02

■マニフェスト(産業廃棄物管理票)の受け渡し

受付にて、お客様よりご交付いただいたマニフェストの記載内容に不備がないかどうかを確認いたします。さらに状況に応じて事前に取り交わしてある委託契約書の内容に適合しているかどうかも確認いたします。

※産業廃棄物のご搬入時にマニフェストがない場合には
 受け入れができません。ただし、一般廃棄物の木くずの
 ご搬入時には、マニフェストは不要です。

マニフェスト制度とは
事業者が産業廃棄物の処理を委託する際に、受託者に対して産業廃棄物の名称、数量、運搬業者名、処分業者名などを記載したマニフェストを交付して、処理終了後に受託者からその旨を記載したマニフェストの写しの送付を受けることにより、委託内容どおりに産業廃棄物が処理されたことを確認することで適正な処理を確保する制度です。産業廃棄物の委託処理における排出事業者責任の明確化と、不法投棄の未然防止を目的として実施されています。
※当社はJWNETに加入しており、電子マニフェストにも対応しています。

廃棄物の確認 イメージ

■廃棄物の確認

マニフェストの記載内容やご申告いただいた内容と実際にご搬入いただいた廃棄物の内容とが一致しているかどうかを係員が目視にて確認いたします。

廃棄物の計量(2度計量) イメージ

■廃棄物の計量(2度計量)・荷卸し

40tトラックスケールにて、ご搬入時の実車重量をまず計量いたします。荷卸し後に、空車重量を再度計量することでご搬入数量を確定いたします。その後、受付にて計量票を発行させていただきます。

■完了

誘導・荷卸し

所定の荷卸し場所まで車両を誘導し、荷卸し時の安全を第一に考えながら車両の特性と荷姿に合わせた方法で荷卸し作業をサポートいたします。ご搬入通路は、安心して走行していただけるよう、こまめな清掃を心掛けています。

  • 誘導の様子 イメージ

    誘導の様子

  • ダンプ荷卸しの様子 イメージ

    ダンプ荷卸しの様子

  • リフト荷卸しの様子 イメージ

    リフト荷卸しの様子

  • 手卸しの様子 イメージ

    手卸しの様子

※廃棄物の荷卸し完了後に、係員が廃棄物の最終確認を行い、受け入れ品目を決定いたします。

破 砕

主力破砕施設1(固定式)

受け入れた木くずは、用途別に粗選別されたのち、木質チップのユーザーである製紙・建材メーカー様などの品質規格に合わせて破砕によりチップ化され、製紙・ボード原料または木質バイオマス発電用のボイラー燃料として再利用されます。

取扱品目 ●木くず
  • 主力破砕施設1(固定式) イメージ01

    重機を使い、木くずを供給コンベアへ投入していきます。

  • 主力破砕施設1(固定式) イメージ02

    供給コンベアにより破砕室内へ送られた木くずは、細かくチップ状に破砕されます。

  • 主力破砕施設1(固定式) イメージ03

    破砕後、コンベア上に設置された磁力選別機により混入した釘などの鉄製の異物を除去します。

  • 主力破砕施設1(固定式) イメージ04

    スクリーンローラーにより木質チップを規定のサイズにふるい分けします。

  • 主力破砕施設1(固定式) イメージ05

    最終段階で、アルミ・ステンレスなどの非鉄類を金属探知器を使い除去します。

  • 主力破砕施設1(固定式) イメージ06

    木質チップとして再資源化されたのち、製紙・建材メーカー様の工場などへ出荷されていきます。

主力破砕施設2(固定式)

当社で取り扱う廃プラスチック類や繊維くずの大部分は、破砕によ減容化されたのち、再生委託先などで原料化または燃料化され再利用されます。

取扱品目 ●廃プラスチック類 ●繊維くず
  • 主力破砕施設2(固定式) イメージ01

    重機を使い、廃プラスチック類や繊維くずを破砕機へ投入していきます。

  • 主力破砕施設2(固定式) イメージ02

    キューブ刃の回転により、細かく破砕されます。

  • 主力破砕施設2(固定式) イメージ03

    破砕後、コンベア上に設置された磁力選別機により、混入した鉄製の異物を除去します。

  • 主力破砕施設2(固定式) イメージ04

    破砕による中間処理が完了したのち、最終処分のため再生委託先や埋立処分場などへ搬出されていきます。

選 別

選別施設(固定式)

種類の異なる産業廃棄物が混ざり合った混合廃棄物や異物の混入が疑われる単一物などを、手選別と機械選別とを組み合わせた選別施設で種類別に選別処理していくことで、リサイクル率の向上と機会トラブルの防止に努めています。

取扱品目 ●木くず ●廃プラスチック類 ●繊維くず
●がれき類 ●紙くず ●金属くず
●ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず
  • 選別施設(固定式) イメージ01

    重機を使い、混合廃棄物などを振動ふるい機へ投入し、細かな土砂をふるい落とします。

  • 選別施設(固定式) イメージ02

    その後、コンベア上を流れる廃棄物を手作業により種類別に選別していきます。

  • 選別施設(固定式) イメージ03

    さらに、コンベア上に設置された磁力選別機により、鉄製の金属くずを選別除去します。

  • 選別施設(固定式) イメージ04

    最終的に種類別に選別された廃棄物は、そのまま再資源化物として有償売却されたり、その後の処理で再資源化されるなどその大半が再利用されます。

再資源化物販売

木くずの再資源化施設で作られた木質チップやチップダストは、主に製紙・建材メーカー様などを中心とした大口需要家向けの販売がほとんどですが、随時小売販売にも対応していますのでお気軽にお問い合わせください。

木質チップ

木質チップの形状は細長く10mm~50mm程度の大きさのものです。様々な材質の木くずを一緒に破砕しチップ化しているため、品質は必ずしも均一ではなく、大小様々な大きさのチップが混ざり合った状態です。通常は、製紙・ボード原料またはボイラー燃料として再利用されています。

  • 木質原料チップ イメージ

    木質原料チップ

  • 木質燃料チップ イメージ

    木質燃料チップ

チップダスト

助燃剤・吸着材としてチップダストは木質チップの製造過程において副産物としてできるもので、その大きさは1mm~10mm程度とかなり細かなものです。通常は、産廃処理後の廃油や汚泥などを燃料として再利用する際に、その助燃剤として使用されています。また、流出した水分や油分などを処理するための吸着材としてもご使用になれます。

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